国内新車販売状況

景気低迷による販売不振に、震災が原因の供給不足が重なった2011年上期と比較した2012年上期新車販売台数はおよそ53%増の約294万台と大きく伸びています(軽自動車も含む)。これは供給体制の復旧に加えてエコカー減税及び補助金が大きく貢献していると思われます。
続いて7月~9月までの新車販売の推移を見ると、7月は上期同様の勢いを継続して前年同月比でおよそ35%増ですが、8月は約12%増と伸び率が低下しました。一部で期待された補助金制度終了前の「駆け込み需要」は見られていません。何とか11か月連続で上回りましたが、9月は補助金制度終了と前年の復興需要の反動により一気に萎んでしまい、12か月ぶりに前年同月実績を下回ってしまいました。軽自動車のみで見た場合は、12か月連続で需要が伸びています。
2011年12月から復活したエコカーに対する減税と補助金は「50~60万台の需要の先食い」を掘り起こしたとの見方もあり、前回の補助金制度終了後の反動による落ち込みよりも長い落ち込み期間が続くと指摘する専門家もいます。
しかしながら、補助金制度終了の影響は各社によってバラツキが見られます。普通車の販売台数は、トヨタで7%減、日産は4%減、ホンダは39%減と落ち込んだ一方で、三菱は新型ミラージュの販売が好調で約24%増、スバルも新型インプレッサが順調に売れているため約30%増と明暗が分かれました。ホンダも新型軽自動車NBOXの人気が高く、普通車から軽自動車に流れた顧客も多かったため、販売の激減とまではならなかったようです。
トラック王国の評判は良いです