輸入車販売状況

国内自動車市場の縮小に伴い、輸入車市場も縮小していましたが、2010年からは市場に回復傾向が見られ始めています。燃費が良く、価格競争力のある小型車から徐々に回復し、政府によるエコカー減税・補助金制度の対象となる車を各社が用意したことで前年比13.2%増の18万台と結果を出しました。それでもピークだった1996年の33万台の半分程度に過ぎません。
2011年も前年比13%増の20万台と2年連続で増加しています。前年同様にエコカー減税・補助金の効果が波及したことに加え、震災によってサプライチェーンが崩壊し、深刻な国産車の供給不足を補う形での増加もありました。軽自動車を除いた国内新車販売に占める輸入車の割合は、最高の7.7%を記録しています。メーカー別でみるとドイツ車がトップ3を独占しており、フォルクスワーゲンが前年比8%増、BMWが5.5%増、メルセデス・ベンツが7.4%増の結果を出しています。
2012年上期は前年同期比24%増の11万台と大きく伸び、リーマン・ショック前の2008年の水準を取り戻した形です。上期も政府のエコカー減税・補助金政策の効果が輸入車に及んだとみていますが、同制度が9月に終了するため先行きの不透明感は否めず、ヨーロッパでの政府による同様の取り組みの際も終了後の反動は大きかったため、関係者の不安は尽きません。上期も前期と同様にトップ3はドイツ勢が独占し、フォルクスワーゲンが前年同期比1.4%減ながらトップを守り、2位BMWの16.9%増、3位メルセデス・ベンツの15.7%増と続きます。
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